登録支援機関 光響産業 ベトナム人暮らしビジネスサポートセンター
~ベトナム人である私たちだから分かること・できること~
代表
加藤 剛 (かとう つよし)
支援員
加藤 凜 (かとうりん) PHAM HOAI LINH
創立 2018年2月9日
岐阜・ベトナム友好協会会員
公益財団法人岐阜県国際交流センター国際交流語学ボランティア
公益財団法人岐阜県国際交流センター災害時語学ボランティア
開業の目的や経緯(ごあいさつ)
・私は24年間に渡り食品製造輸送機器メーカーの資材業務に従事して参りました。
当時その会社はベトナムに現地法人があり、そのころからベトナムとの往来
深いかかわりができ始めたんだと思います。
現在、エンジニアとして独立し産業機械やプラント設備に纏わる事業を営んでおり、
製造業・モノづくりという技能実習生の皆さんと同じ立場で従事しています。
ご縁があり2014年5月にベトナム人の妻と結婚するができました。
妻を日本に迎えたことで親族をベトナムに持つことになり、
第二のふるさとであるベトナムに対して強い思い入れができました。
国際結婚の壁や手続き、現地で様々な苦労や経験もありましたが
その時に知り合ったのが現地の実習生の送り出し機関の代表者などで
偶然にも送出し・受入れ両者とのつながりができたことが大きな収穫でした。
これまでの経験と出会いを活かして日本とベトナム双方のために何かできないか?
と考えるようになり、日越交流の促進・相互理解を深めて親密な関係の構築を
図るとともに日越の懸け橋となれるような様々な挑戦をしていきたいと思い
従来の製造業に加えて「ベトナム人暮らしビジネスサポートセンター」という
事業部門を2019年2月9日に合わせ持つことになりました。
長らくお待たせをしておりましたが、外国人人材の新在留資格制度である
「特定技能」の受入れ支援団体として名古屋入国管理局への登録手続きが2020年8月6日付で完了致しました。
※法務省HPにて公開の登録支援機関登録簿 にも記載されております。
(http://www.moj.go.jp/content/001292890.xlsx)
弊社の協力企業として現地グループ会社を拡充しながら製造業の枠に
とらわれないイノベーションを目指して参ります。
ストーリー・アプリケーション
・日本の抱える少子高齢化などの問題の一端を支えている貴重な労働力であり
元々 日本で技術を学ぶという目的のために来日した外国人実習生が
心無い企業に不当な扱いを受けていた報道がいくつかありました。2017,18年に
岐阜県関市の某縫製会社で違法な時間外・休日労働に加えて賃金の未払いが
あった事件が報じられました。同県大垣市では女性技能実習生の住まいで不審な
カメラを発見し盗撮と思しき事態を当人たちに相談できる先がなかったという
事例もありました。「祖国を離れ不安があるのはもちろん、準備・研修費用を払う
ため借金を背負い、返済を抱えている学生が多いのが実情です。
日本人であれば対人関係や職に問題を感じれば転職という選択肢がありますが
技能実習生にはできません。言葉にしなくとも、何らかの言いたいことや要望、
彼らの話に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。夢と希望を
抱いて来日した彼らが来て良かったと思えるよう、できる限りの支援をしたい。
2019年7月に県内 飛騨市において在日ベトナム人女性が「技能実習生支援員」に
任命されました。弊社はこの例を踏襲し、個人の抱える問題が大きくなったり、
生活の行き詰まり、10%とされる失踪などの未然防止を目指して、在日ベトナム人
(技能実習生)やその家族を対象に、職場における悩みに限らず生活相談や
健康相談、ベトナム食材調達の手伝いなど身近な出来事から取り組んできました。
彼らが生き生きと働き 生活ができるように、また企業や組合側の行き届かない
範囲をケアできるサービスを提供したいと考えてきました。
・日頃のちょっとした悩みや不調、実習生の皆さんが遠慮して口にできなことや
ストレスなど、ベトナム語でベトナム人同士だから話せることもあるのではないか
と思います。企業様を補佐するのが私たちの狙いです。
・光響産業(KOKYO INDUDTRY)は関市下之保にある古民家コワーキングスペース
「そばのカフェおくど」内にサテライトオフィスとして活動の拠点があり
地域(主に岐阜県内・関市)が誇る特産品の現地普及活動に取り組みながら
広くベトナムの人たちに知ってもらい生活の一部に取り込んでもらうことで
ベトナム、日本の地域 双方に貢献したいと考えています
代表
加藤 剛